こんな方におすすめ
- 集客にはどのメディア・ツールを使えばいいの?
- 広告はしっかりとお客さんに届いてる?
- 集客の結果が出ているのかわからない!
このようなよくある集客の悩みは、ターゲットを絞ることで解決できます。自社の商品やサービスがターゲットとしている人はどんな人物なのか、どこまで具体的に話せますか?
正しい集客のために、ターゲット設定の大切さを理解しましょう。
よくある集客の悩み3つ
サロン経営者や個人事業主、一般企業など会社規模によらず、集客には悩みが尽きないものです。その中でも特に多くの方が抱えているであろう悩みを紹介します。これから紹介する悩みは共感するものが多いと思いますが、どれも解決できるものです。この後で解決方法も紹介するのでご安心ください。
集客方法がわからない
スマートフォンやネットの普及により、広告の手段は大きく変わっています。そんな中で自分達の商品を世間に伝えるにはどの手段がいいのか悩むことが多いと思います。
・Instagram
・Twitter
・Tik Tok
・自社HP・ブログ
・集客サイトへの掲載
・雑誌掲載
・TVCM
・チラシ、ポスター
どのツール・メディアを使っていますか?
自分達の商品に最も適した集客方法はこれだと自信を持って言えますか?そして、今現在実行していますか?
何となく流行りのInstagramを始めてみた、ブログを作ってみたけど放置している…。そんな人がほとんどじゃないでしょうか?
集客コストがかかる
集客は簡単に達成できるものではなく、コストがかかるものです。かけた分のコストを回収できて初めて集客に成功したとも言えるでしょう。
さらに、コストと聞くとまずお金を思い浮かべるでしょうが、集客にかかるコストは様々です。
・人件費
・時間
・設備費
・スキル
複数の集客手段を同時に始めると、全てにコストはかかるし、なかなか結果が出ないという悪循環になります。コストもなるべくかけないことが理想なので、やるべき集客方法を絞って集中したいですね。
お客さんが集まらない
適切な集客方法がわからなくても、どれだけコストがかかっても、お客さんが来てくれたならそれで問題ないですよね?集まりさえすれば全ての悩みはなくなります。集客が成功しないことこそが最大の悩みのタネです。
商品に自信はあるし、集客も色々と取り組んでいるのにお客さんが集まらない。その理由は何でしょうか?
その答えが、今回お話する集客のターゲットです。
ターゲット設定で悩みが解決する理由
自分達の商品をより多くの人に届けたい!と誰もが考えることかもしれません。しかし、皆に届けと思えば思うほど、誰にも届かなくなります。手当たり次第に1000人を集めようではなく、自分達の商品を求めている10人を集めようと考えた方が集客は成功します。
ターゲットを絞ることはロスが生まれるようで、勇気がいるかもしれません。しかし、ターゲットを絞ることこそが正しい集客です。
女性向け化粧品のターゲット
女性向け化粧品を例にターゲットを考えてみると
・目尻のシワ隠しに効果がある化粧品
・人気モデルが使っている化粧品
・価格が安く、コストパフォーマンスが良い化粧品
この3つの化粧品はどれも、女性向け化粧品ですが実際に使う人はどんな人でしょうか?
例えばですが、このように属性を分けることができます。
・40代の女性
・女子大学生
・女子高生
女性をターゲットにするにしても
・女子高校生
・女子大学生
・OL
・婚活中
・子育て中
・40代女性
というようにより詳細に、ターゲットを絞りましょう。
なぜこのようにターゲットを細かく設定する必要があるのか、そのメリットについて紹介します。
集客方法が決まる
集客でよくある悩みの1つに集客方法がわからないと紹介しましたが、ターゲットを絞れば集客方法が決まります。
例えば、女子高校生向け商品の広告を出すなら、Tik TokやInstagramなどのSNSが効果的ですが、40代女性向けの商品ならどうでしょうか?SNSで集客するよりも、ニュースサイトや婦人誌などに掲載する方が効果的ですよね。
女性(女子高生)
Tik Tok
Instagram
女性(40代)
ニュースサイト
婦人誌
このように、ターゲットを絞るだけで簡単に集客方法が決まります。
集客方法がわからずに悩んでいる人は、自分達の商品を求めている人を想像しましょう。その人達は、どんなメディアやツールを使っていますか?
ターゲットを絞ることで、適切な集客方法が決まります。
集客コストを削減できる
集客方法が決まれば、そこに経費や時間を集中させればいいだけなので、集客コストが削減されます。
InstagramとTwitterに投稿をして、ブログ記事を更新して、youtubeの動画を作成して…。あれやこれや手を出しても成果は出ませんし、コストの無駄です。まずは1つずつ集中して取り組みましょう。
ターゲットを絞る、たったこれだけで手当たり次第にいろいろな集客方法に手を出して、無駄なお金と時間を使うといった失敗を避けることができるようになりました。
しかし、お客さんが集まらないなら意味がありませんよね…?
複数にコストを分散するよりも、1つに集中した方が効率的に集客できます。
お客さんの数が増える
集客コスト削減によって、節約されたコストは商品向上のために使いましょう。
既存のお客さんの満足度を上げることは非常に大切なことです。新規顧客をリピートさせて終わりではなく、お客さんが他の人にも教えたくなるような商品を作ることが集客の最大の武器になります。
なぜなら、口コミほど効果のある集客方法がないからです。見ず知らずの人が勧めている商品よりも、友人から直接勧められた商品の方が安心して利用することができます。節約したコストでより良い商品を作り、さらに顧客の数を増やしましょう。
サービスの向上により、一度離れてしまったお客さんの再来店も見込めます。
ターゲット設定の方法
ターゲットを絞って、集客することが大切なことは分かったけど、自社商品のターゲットをどうやって設定すればいいかわからない。という人のために、その方法も紹介します。ターゲットを設定する時に大切なのは、デモグラフィックとペルソナです。初めて聞く言葉かもしれませんが、決して難しくはないので理解して実践しましょう。
デモグラフィックを決める
デモグラフィックとは、マーケティングのターゲットを明確にするための指標となる
【性別・年齢・居住地域・所得・職業・家族構成】など人口統計学的な属性の総称。
例えば、目尻のシワ隠し化粧品を求めているAさんをこのように想定しました。
Aさんの基本的な情報が決まったので、次により細かな情報を想定しましょう。
ペルソナを決める
ペルソナとは【趣味・思考・価値観】などを組み合わせて想定した架空の顧客像です。
ペルソナを決めるときは、次のような項目について考えます。
・ライフスタイル
・どんな悩みを持っているか
・何を実現したいのか
このように細かく想定しましょう。
ここからわかることは
・平日Aさんが自由に使える時間は、午前中とパートの休み時間、家事が終わってから
・子育てに追われていたので、最近の美容トレンドなどは詳しくない
・シワが気になって、人前で笑うことを躊躇うことがある
など、ペルソナを想定したことでさらに詳しい情報を連想することができます。
このようにして、設定したターゲットをお客さんにするためにはどうすればいいのか?
という風に考えると、集客方法をより具体的に考えることができます。
具体的な集客戦略の立て方はこちら!
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【集客戦略】必ず成功する集客戦略の立て方3STEP
こんな方におすすめ ・もっとお客さんを集めたい ・集客って何をしたらいいのかわからない ・集客がうまくいかない ・SNS、LINE、ブログ何を使えばいいの? ・なぜライバル店にだけ人が集まるのか? そ ...
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まとめ
集客がうまくいかずに、悩みを沢山抱えて立ち止まっている人は、まずターゲットを決めましょう。
ターゲットを正しく決めることで
・やるべき集客方法がわかる
・無駄な集客コストを削減できる
・お客さんの数が確実に増えていく
など、このほかにもたくさんのメリットがあります。
ターゲットを決めるときは
・デモグラフィック
・ペルソナ
この2つを考えて、仮想の顧客像を作り上げましょう。
具体的であればあるほど、効果は大きくなります。
また、ターゲットを決めるときは
自分達の商品に合う人はどんな人か?
という、商品を中心にした考えよりも
自分達の商品で喜んでくれる人、幸せになってくれる人はどんな人か?
という風に、お客さんを中心に考えてみると、より効果的なターゲット設定ができます。