こんな方におすすめ
- 何を情報発信すればいいかわからない
- ターゲットに情報が届かない
- ブログのPVが増えない
- SNSのフォロワーが増えない
あなたは誰に向けて情報発信をしていますか?
あなたの情報を必要としている人はどんな人ですか?
情報発信ではこのような“ダレ”というターゲットを決めることが大切です。ターゲットを決めない情報発信は絶対に失敗します。
情報発信におけるターゲットの事をマーケティングではペルソナと呼びます。
今回は、このペルソナがなぜ必要なの?メリットは?どうやって決めればいいの?
そんな悩みを解消する方法を紹介します。
この記事さえ読めば、情報発信で悩むことはなくなります。
情報発信にペルソナが必要な理由
ペルソナとは、企業が自社製品を販売するために想定したターゲットとなる架空の人物です。
架空の人物ではありますが、限りなく現実に近くどこかに実在しているであろうターゲットを作り上げます。
なぜ情報発信にもペルソナが必要なのか?
答えは簡単で、発信された情報は誰かが受け取って初めて意味があります。誰にも気づかれないままに、情報を発信し続けても意味がありません。
情報発信をする際には、情報を受け取るターゲットを決めることが成功の秘訣です。
なぜなら、ターゲットを決めることで何を情報発信すればいいかが明確になり、確実に刺さる情報発信ができるようになります。
情報発信でペルソナを作るメリット
重要で、成功には欠かせないものです。
ペルソナを決めることが情報発信にどのようなメリットを与えるのかを紹介します。
ユーザー理解が深まる
ペルソナを決める際には
性別・年齢などの基本情報から、趣味・思考・価値観などの詳細情報まで決めます。
細かく情報をきめることで、より具体的な人物像が出来上がり理解が深まるので
・どんな生活をしているのか
・何に悩んでいるのか
・何を求めているのか
・何に共感するか
・その人に刺さる情報はなにか
といったように、発信すべき情報内容を具体的に絞ることができます。
判断が早くなる
次にやろうとしている施策は効果があるだろうか?やるべきなのか?
こんな疑問が浮かんだ時に、ターゲットを何となく決めていると決定に時間がかかります。
ペルソナを決めておけば、ターゲットと施策があっているかをすぐに判断できます。
育児関係の情報発信をするか悩んだ時に
ペルソナが女子大生であればすぐに取りやめるべきですが
主婦層をペルソナとしている場合には効果的でしょう。
凄く単純に思うかもしれませんが、細かなペルソナを決めずに、ターゲットを大まかに女性としていたならこのような素早い判断ができません。判断を誤って、間違った施策を始める可能性もあります。
チームでペルソナを共有できる
チームで情報発信をする時に、メンバーの軸がずれてしまうことがあります。軸がずれていると、メンバー間で異なった情報発信をしてしまうので、フォロワーが離れていく可能性があります。
ぺルソナを決めてチーム内で共有しておけば、こんな失敗は防げるのでターゲットに狙いを定めた情報発信を効率よく行うことができます。
メッセージに一貫性が出る
ターゲット像が曖昧だと、その分だけ発信する情報も曖昧になります。
曖昧な情報の中に、伝えたいメッセージが埋もれてしまうのは非常にもったいないので、避けなくてはいけません。
ペルソナを決めることで、メッセージを送る人が絞られるので、ターゲットに向けてだけメッセージを送ることができます。
すると、自動的に一貫性ができるので、フックとなった情報をきっかけにユーザーの滞在時間が伸びて、たくさんの情報を見てくれるようになります。
理想的な顧客と出会える
ビジネスをする中で、自分達のターゲットではない顧客と過ごす時間は無駄です。時間をかけたのに受注しなかったり、一度購入されてもリピートに繋がらないということが発生するからです。
ペルソナを決めずに集客すると、大量に集めた顧客の中からさらに選別をする必要が生まれるのでコストがかかります。集客段階からペルソナを決めておくことで理想的な顧客と出会い、効率的にビジネスを行うことができます。
ペルソナを作るメリットはわかりましたか?
もしも、何も考えずに情報発信をしていたなら、今すぐにペルソナを決めましょう。
でも、どうやって決めればいいかわからない…。という人はここから決め方の手順と、ペルソナのサンプルを紹介するので見ていきましょう。
情報発信のペルソナを決める
ペルソナを決めるのは難しくありません。マンガのキャラクターのように魅力ある人を想像するのではなく、どこにでもいそうな普通の一般人を想像するだけだからです。
設定する項目だけを知っていれば、誰にでも決めることができます。
デモグラフィックを決める
ペルソナを決める前段階として、デモグラフィックを決める必要があります。
デモグラフィックとは、人口統計学的属性の総称で以下のような項目があります。
・年齢
・性別
・職業
・所得
・世帯規模
・学歴
・勤務地
まずは、このように基本的な個人情報を決めます。
デモグラフィックが決まれば、次はペルソナを決めます。
ペルソナを決める
ペルソナとは、デモグラフィックで決めた人物像を、より具体化したものです。
デモグラフィック項目に加えて
・趣味
・思考
・価値観
・悩み
・目標
などのより細かな人物像を作り、ストーリーにすることで完成します。
では完成したペルソナがどのようになるのかサンプルを紹介します。
ペルソナサンプル
赤ちゃん向け知育玩具の情報発信ペルソナサンプル
転職サイトに関する情報発信ペルソナサンプル
副業に関する情報発信ペルソナサンプル
まとめ
ペルソナを選定することで、情報発信の質が上がることがわかったでしょうか?
実際に新規事業のペルソナを決めるときは、架空の人物を作るだけでなく、市場顧客リサーチによる情報も加えてよりターゲットに近づけましょう。
想像で作ったペルソナと、実際の情報から得られる人物像が大きく離れていることはほとんどありません。
もしも、離れていた時はターゲットを選ぶときに、自分が見落としているポイントがどこなのか理解しましょう。
ユーザーと自分とのズレを知ることができるのも、ペルソナを作るメリットの1つです。
情報発信で悩んだ時は、自分は誰に向けて情報発信をしていたのかペルソナを思い返して修正しましょう。