⑨神様ゲーム
児童向けのミステリーノベルとして刊行されたが
衝撃の内容と結末は大人でもトラウマが残る
麻耶雄嵩さんの「神様ゲーム」
物語には個性的な小学生達がたくさん登場します。
主人公の「黒沢芳雄」もその内の一人
毎年の誕生日パーティーで用意されるバースデーケーキ
ロウソクの火を消そうとしてもなぜか1本残ってしまう
そんな事に疑問を抱いている小学生です。
芳雄の住む町では
「連続ネコ殺し事件」が世間を騒がせています。
同じ町に住む友人達と事件の解決に乗り出す芳雄
しかし、転校生の鈴木君が犯人の名前を言い当てます。
なぜ鈴木君は犯人を知っているのか?
それは、鈴木君が神様だから…
自分の事を神様と言い切る鈴木君との奇妙な関係が始まります。
連続ネコ殺し事件を調べるうちに突如訪れる「友人との別れ」
そして衝撃の「犯人」
全てを知る神様「鈴木君」の正体とは…
謎が謎を呼び待ち受ける衝撃のラスト
2006年「このミステリーがすごい!」にもノミネートした
本格ミステリー、是非お楽しみください!